瞬きを忘れて

関ジャニ∞/SixTONES/日記

離脱症状から離脱!

前回のうつブログからだいぶ期間が開いてしまいました。

 

1月の末に抗うつ薬を断薬してから離脱症状は段々マシになっていきました。

やっぱり断薬して1週間でマシになってきた感じがして2週間経てば随分楽になりました。1か月も経てば疲れた時にシャンビリが出てくるくらいの頻度になりました。

 

ただコロナの第6波による忙しい日々と重なってしまい、些細なことでイライラしてしまったり疲れて人と関わるのが嫌になったりしていました。そういう出来事がある度そんな自分に対して自己嫌悪を繰り返していました。

 

仕事も忙しくて休みは寝て終わるしリフレッシュもできずにいました。せめてこの自己嫌悪をどうにかしたくてYouTubeを観ていたらたまたま救われる内容の動画を発見しました。心理カウンセラーの橋本翔太さんという方の動画です。

 

youtu.be

 

「許しでごまかす病では?」っていう部分にドキッとして観てみました。

要約すると嫌なことがあってもすべてを受け入れて許しましょうみたいな風潮があるけれど、それは自分の感情に蓋しているってことでは?許し=自己犠牲になっていませんか?聖人君主になるために生きてるんですか?という問いかけがあって、「相手を許す=相手を優先して自分が我慢するになってる人が多いですよ」とお話されていました。

 

確かに私はイラっとしたり人に対して嫌な気持ちになったりしたとき、イライラしたらダメ、許せない自分は器が小さすぎるから自分が未熟なだけと思って結論付けたつもりでいたなと思いました。

 

動画では「怒ってていいし許せないことがあっていい。自分の感じたことに蓋をしないで。人として当たり前の感情をなかったことにしないで。」って言っていて、そうかとスッと納得できました。イライラしたら「そんなことでイライラする自分がダメ」が結論になっていたから、「イライラしてもよくない?人間なんやからイライラするくない?それって当たり前のことじゃない?」ってことに気づかされた感じでした。

 

この動画を観てから嫌なことがあった時は、まず素直に単純に「自分が」嫌な気持ちになった出来事があったと受け止めるようになりました。そういう時は同じ職場の仲いいスタッフさんにちょっと愚痴聞いてもらったり、こんなことがあってイライラした!ってTwitterに書いたりして発散するようになりました。みんな優しいから話聞いてくれたり慰めてくれたり諦め方を教えてくれたりしました。あとは相変わらずお酒の力を借りることもありました。(しばしば)

 

そうやって意識して行動してみると嫌やった気持ちをズルズル引きずる時間が減った気がします。もちろんいきなりパッと切り替えられるようにはまだなっていません。練習中です。

今までは割と嫌な気持ちを持って帰ってきてムカムカしながらお酒飲んで、自分の落ち度を探しまくってどこが悪かったかを考えてしまっていました。

お酒を飲む量は増えるしストレスは発散されるどころか自分を攻撃する材料になっていました。こんなんやから自分はダメなんや、だから自分の事嫌いなんやと自分のことを責めてばっかりいました。この自責はうつになる前からそういう性格していたし、うつになってよりそういう気持ちになることが増えたから仕方ないと諦めていました。

 

だからそんなことしなくていいよって教えてもらえてすごく助かりました。

自分の事、大切にするってこういうこともそのうちの1つなんやなって学びました。

どうしても「許し」にこだわるのなら「相手を許せない自分を許してください」と話していて、腑に落ちました。

 

マイナスな感情を持ったっていいじゃないか。人間らしいじゃないか。患者さんにはよく似たようなこと言ってたのになぁ、人には言えるのに自分には言えてなかった言葉やなと思います。(例えば不妊治療して赤ちゃんを産んだママが、あんなに待ち望んで産んだ子どもやのにという気持ちから「育児しんどい」ってなかなか言い出せなかったり、赤ちゃんカワイイって気持ちはあるけど子育て疲れたって気持ちもあってでも疲れたなんて言ったらダメって思ってるママがいたり。)

 

なによりこの動画を観たおかげで、マイナスな感情持ってもそれでいいよ。アカンことじゃないよ。嫌な面も含めて自分だよ。ってことが頭でも分かったしちゃんと心にも伝わってきてすごく安心しました。初めて観た時なんか少し泣いてしまった!

 

この1か月半くらいの中で得た大きな学びでした。

自分を責める機会が減って少し生きるのが楽になった気がします。

大事な気付きをありがとうございました。