瞬きを忘れて

関ジャニ∞/SixTONES/日記

青い時は色あせもせず

ジャニオタは色んなことを文章に残しがちです。

なんででしょうか。

私はその時の気持ちを忘れたくないから。思い出すトリガーを残しておきたいから。そして今は今しかないって感じるできごとを経験したから。こうやって文字に残しておくことでその時の自分の気持ちを無下にせず大事にできる。消化できる。あわよくば読んでくれた方の中で一緒の気持ちを持ってる人がいたら嬉しいから。個人的なことも含めてこの夏は色んなことがありました。どこから何を書こうかな。いつも衝動で書いてるから今回もそんな感じで書きます。内容はオーラスのことと亮ちゃんのことと自分の体調のこと。

 

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9月3日に東京ドームで関ジャニ∞の15周年ツアー十五祭がありました。私は京セラ3日間に入ってそれから1か月ほど空いてのライブ。もうめちゃくちゃ楽しみにして入った。私自身、8月末に仕事を辞めて色々目まぐるしい日々を送っていた中で楽しみにしていた東京オーラス。東京1日目2日目のレポを読んでワクワクしてた。どうやらアコースティックコーナーの曲が変わったらしい!大好きな曲「蒼写真」をやったという情報を得て私はどうかオーラスでもやってくれますようにと願いながら嬉しさを噛みしめていた。次の日はジャニーさんのお別れ会があって一般の部も開かれるということで一緒に行った友達と1泊してお別れ会に行って帰ろうと話していた。

 

前日から喉が痛くて風邪かな?というくらいの認識で体調は万全ではないけどまぁ無理しなければ大丈夫だろうという程度だった。腫れてる位置的に扁桃炎かなぁ、きっと大阪に帰ったらしんどくなってくるんやろなぁ、みたいな感じで甘くみていた。これくらいでライブ行くのやめるなんてそんなのは無理!!!!!!とアツくなってたのでそんな体調で東京へ向かいました。新幹線の中でサンドイッチを食べたけど飲み込むのがツライ。フラグ立った。飴ちゃんめっちゃ舐めた。

 

いよいよライブが始まる。友だちともう終わっちゃうんやな、寂しいななんてセンチメンタルになってたら15分前のカウントダウン開始。あの15分間なんか秒で過ぎていく速さ。モニターには十五祭FINALの文字がありドーム内のボルテージも上がる。始まった、十五祭最後の公演。席はバクステ正面よりの2階席。全体を見渡せる席。二人の花が正面から見える席…!一緒に行った友達は大倉担で私は丸山担なのでワァオだった。関ジャニ∞が登場して、丸ちゃんは髪の毛が伸びてきててふわっとセットされててめちゃくちゃかっこよかった。丸ちゃんはいつもかっこよくてかわいいな、好きだなと思った。思い返せばこの1年ほどは特に丸ちゃんのことが好き!という気持ちに救われてた気がする。丸ちゃんのこと好きなこの気持ちはずっと大事にしたいな。私が自分のこと大事にしたいななんて思えるようになったのは本当に関ジャニ∞と丸ちゃんのおかげ。

 

そんなことを感じつつ怒涛のセットリストは進んでいき、MCもなぜかとっても巻きで終わり(丸ちゃんがメンバー1人ずつにこのツアーでよかったところを言うことになった。ヤスくんに「ほんまめっちゃ歌うまなったよな!」って言ったらヤスくんが「だまれ!」って食い気味に言ったから丸ちゃんは崩れ落ちて笑ってたんやけどここの山田がほんまにかわいかった。なんでそんな嬉しそうやねん丸ちゃん。)、そしてアコースティックコーナー。

 

やってくれた蒼写真!曲が始まった瞬間友だちと目合わせてにっこりした。とっても嬉しかった。8UPPERSのツアーであんな感動的な本編最後のセトリに使った蒼写真は、きっともうライブでやることはないんやろうなぁって思ってたから、大好きな曲やけど諦めてたから、いや、諦めきれずにブログの記事にまでしてその気持ちを成仏させてたからほんまにめちゃくちゃ嬉しかった。亮ちゃんがギターもやりつつ歌も歌いながらちっちゃいピアノを弾いていて1人何役やるんや!すごいなー!と思った。大倉の歌い出しはやっぱり一音目の丁寧さや優しさが好きでドラム叩きながらでもそれは変わらんくていいなぁって思った。山田のリレーパートはずっとずっと聴きたかったからほんとうに宝物になった。え、ほんまに歌ってたやんな?(宝物なくすなよ)ヤスくんの「背の低い露草明日も咲くように」で咲いたわこれ明日も咲くわ露草、露草がんばって咲くんやでと思った。最後の「雲を掴もうと伸ばした手はあの日の少年の夢」っていう亮ちゃんのフレーズと歌い方とシチュエーションが情緒的でたまらんかった。生で聴いて思ったけど蒼写真は今の亮ちゃんの声がぴったりやなって思った。6人の関ジャニ∞いいな~!いけるぞ~!と思った。

 

いつもアコースティックの曲の間で色々喋ったりするのになぜかサクサク次の曲に進んだ。なんかオーラス感ないなー巻き巻きやなーなんて思ってた。二人の花は何回観ても最高。マルチアングル欲しいわ。ダンスの振り付けも好き。めちゃくちゃかっこいい。セットリストに入れてくれてほんまにありがとうやし、DVDとして映像にも残るのがめちゃくちゃ嬉しい。オーラスは丸ちゃんの髪型が私の好みに近かったのもクゥ…って感じで心を鷲掴みにされた。何回も観られる!リピート確定!頭の中でもリピートしてる!

 

もっと細かく色々書きたいけど基本的な感想は京セラ公演のブログに書いたようなのと似たような感じかな。でも東京公演はドームの空調が良くて関ジャニ∞もファンも体調的に楽やったんじゃないかっていうのはある。あとはバンドゾーンの客席の盛り上がり具合が最高によかった。喉がアレやのにちょっと叫んだりしてしまった。あっというまに本編も終わり、アンコールが始まった。アンコールではドームの外に飾ってあったお人形6人も1人ずつトロッコに乗って登場した。お人形でかかった。バクステでヒナちゃんが鼻くそ飛ばしたりオリジナルダンスを踊りまくったりしててめちゃくちゃ笑った。それに我関せずな横山さんが近くにいたのもいいコントラストやった。あぁコンサートが終わるなと思った。終わって欲しくなくてダブルアンコールのエイトコールがドーム内にでっかく響いた。あんなにでっかいエイトコール久しぶりに聞いた気がする。そんなにファン歴長くない私が言うのもおこがましいんですけども。

 

そしたらダブルアンコール出てきてくれた!横山さんのもうどんなん欲しいの~?と明日のことは気にすんな!の名言連発もあってまた盛り上がった。このために色々巻きでやってたんやなって、でもまぁちょっと薄々感じてたところもあったから関ジャニ∞がかわいいなと思った。最後の曲は「無限大」やっぱりこの曲やな~いいな~。大切な仲間やな。これから関ジャニ∞は6人でもやっていけるなって思った。また楽しい思い出いっぱいつくって行きたかった。このままやっていってほしかった。to be continuedはそういう意味やと思ってた。

 

ライブが終わり、あぁ終わっちゃったって寂しい気持ちと楽しかった充実感とでいっぱいになりながらドームを出た。その頃にはもう私の喉は腫れがひどくなっててお茶を飲むのも激痛が走るようになってた。いつもの一口を3回に分けて飲み込まないと飲めない感じで咳も鼻水もないから変なのと思ってた。今になって冷静に考えたら思うように水分摂られへんくらいなら夜間救急行けばよかったかななどと思ったけど、私は退職して間もないので保険証がないからそれだけは避けたかった。それにホテルに帰って、おにぎりを頑張れば食べられたからまぁ明日には腫れも引くかななんて思いつつコンビニで買ったのどスプレーをシュッシュしながらゲホゲホむせた。友だちと色んな話して笑って疲れもあったのかシャワーしてすぐ眠くなって寝た。やっぱ日帰りじゃなくて1泊できるっていいな~なんてのんきに思ってた。

 

それで次の日の朝起きたら喉の腫れが昨日より格段に酷くなってるのと右頸部に腫れがあった。声もこもったような含み声になってて、これは普通の風邪じゃないぞと確信して友達に報告。ジャニーさんのお別れ会は参加せずにすぐに帰ろうということになった。友だちもジャニーさんもごめんなさい。お土産はどうしてもパンダ柄の東京ばな奈とパンダ柄のシュガーバターサンドが買いたくて駅員さんたちに売ってる場所を教えてもらいながら買った。東京駅は広いなぁ!

 

友だちにひたすら謝りながらなんとか大阪まで帰って(全然いいよって許してくれた上に心配までしてくれてもうめっちゃありがとうやった!)耳鼻科の午後診へ。ただの風邪じゃなかったです。急性喉頭蓋炎という病名でした。漢字ばっかりで難しいんやけど簡単に説明すると、喉の中で普通の風邪でウイルスや菌がくっついて炎症を起こす場所よりももっと奥の方にウイルスや菌がくっついて炎症を起こして腫れてしまうもので、喉の奥には気道と食道があるんやけど腫れが酷いと気道を塞いで最悪窒息してしまう急性の病気ということ。それで行った耳鼻科はかかりつけのクリニックなんやけど、ほんまやったらこのまま入院が必要な腫れ具合してたみたいで(なぜならこのまま進行してもっと腫れると窒息して気道確保が必要になる&最悪窒息起こして死んじゃうから)ただそのクリニックには入院設備がないから、入院するなら大きな病院へ行くことになるよという説明を受けた。

 

私はそんなヤバかったんや~!(実感なし)って感じででも退職したてで保険証ないんですよっていうくだりの話をしたら、先生が自費で入院はキツイと判断してくれてとりあえず抗生剤を点滴して様子見ようということになった。ほんまは血液検査やCTやレントゲンも撮りたいところやけど…と言われた。クリニックが次の日休診日やったから先生に「なんで昨日来えへんかったんや~」と言われたからカスカスの声で「関ジャニ∞のライブ行ってたんですよぉ」ってへらへら答えた。そこにいた看護師さんが「それで気が紛れてたんやね」と優しくほほえんでくれて嬉しかった。この期に及んでまだ危機感を抱けてないところにわらける。点滴したら腫れも少し引いたので先生から「夜になったら夜間診療所で診てもらって!紹介状書くから!酷くなってたら入院やで!そこの先生の判断でそのまま様子見して次の日クリニック受診でいいなら明日は休診日やから別のクリニックに紹介状書くわ!」と指示された。ちなみに喉の奥の腫れを診るにはファイバースコープっていう管の先に小さいカメラがついた機械を鼻から喉まで通すんやけどそれで中の写真を撮る優れものやった。耳鼻科の機械はすごいな~とこれまたのんきに思ってた。私がベビーの蘇生処置とかでチューブ挿入するときもそんな感じで入れてたからなんか自分がされるのは変な感じやな~これ大倉やったらオエオエえずいてたやろな~っていう非日常を楽しんでた。

 

そんな感じで処置が終わったら先生に「呼吸が苦しくなったらすぐ救急車呼ぶんやで」と深刻な顔で言われてやっと私、死ぬかもしれへんのかと実感した。オーラスハイでだいぶしんどいけど気持ちは元気やったから窒息する前に受診できてよかった~アハハ~!みたいな気持ちやったんやけど、この時ばかりはマジのガチでヤバい状況なんやと悟った。「入院」やら「窒息」やらのワードが出てるにも関わらず我がの命に対して鈍すぎる。ここまで読んでくださった方ならちょっとこいつ…ってなってると思うんですけど、私はたぶん自分が死ぬかもしれへんっていうことにぎりぎりまで気づかずに死んでしまうタイプの人間やと思います(?)医療職者ってわりと自己アセスメント弱かったりするからな!あ、主語をでかくしたら怒られるかな!まぁでもその時はそこまで頭が働いてなかったのかもしれない。しんどくて。帰り際に「今日シャワー浴びてもいいですか?」って聞いたら先生と看護師さんに全力で止められたからすっとこどっこいには変わりないんやけど。

 

それから夜に診療所へ行って(行くまでにもタクシーが全然つかまらんというどんくささを発揮しつつ)耳鼻科の診察受けて「このまま様子見で明日クリニック受診でいいよ」と言われ、めっちゃすぐ終わって、お会計にびっくりしてタクシーで帰りましたとさ。これが9月4日の話。ここまでこんなに動けたのは自分の命の危機というのもあるけど十五祭を観てきたぞという幸せパワーがあったからやなと思う。

 

そして次の日、朝から我慢できずにシャワーして別のちょっと遠い場所にあるクリニック行って点滴入れてもらって入院は免れた。これはもう抗生剤の点滴を定期的にいくしかないらしい。無事処置も終わり帰った。徒歩で20分弱。またタクシーつかまえられへんかったから…へたくそ…声出えへんから電話で配車もできひんし…ライブのこと思い出しながら歩いてたら平気やったし…昨日の危機感思い出せよ…(後々私の住んでる地域で使えるアプリの存在を教えてもらいました感謝)

 

これが午前中に終わってファイバーの麻酔が効いてるうちに喉は痛いけどマシやったからプリンを食べた。9月3日の夕ご飯以来の食事に喜んだ。もう今日のやることは終わったぞと思ったら睡魔がきたのでそのまま少しお昼寝をした。お昼寝から起きたらメールが着た。「関ジャニ∞よりファンの皆さまへ大切なお知らせがあります」と。この感じ知ってる。嫌な予感しかしない。急に胸がザワザワしてドキドキして怖くなった。

 

長くなってしまったので次の記事に続きを書きます。